グループ会社

当院は1954年開業以来、100名を超える研修医を送り出してきました。当院には一人の獣医師では成し得ることのできない技術力が、数多くの獣医師によって培われてきました。
現在では、知識は簡単に手に入れることができる時代ですが、技術は受け継がれ、さらに進化し、日々の鍛錬によってしか得ることができないものです。獣医師、動物看護師が日頃、当院独自の技術を習得し、さらに最先端の学術を得て経験し実践し続けてこそ初めて成り立つものなのです。

開業して27年、たくさんの患者さんに教わりながらここまできました。その経験から臨床には症例数と各個人の気づきがとても重要だと考えています。私たちは病気だけを診るのではなく、その子をそしてそのバックグランドまでを観ることによって、初めて物言わぬ動物たちを診察したと言えると思っています。
当院では知識、技術そして患者さんたちに教わりながら経験という強い武器を身につけていただきたいと思っている病院です。

当院が大切にしていることは「患者さん主義」です。いつも動物と飼い主様の立場からものを考えて「よく聞く」ことを心がけています。まずはしっかりとした予防の啓蒙、不幸にも病気になった子には、正確な診断とベストな治療方針をお伝えし、当院でできることは全力で、できないと判断したときは、その病気に最良な医療機関をご紹介させていただくことを大切にしています。

EmVetグループの一員として、最新の獣医療情報を常にアップデートするとともに、高度な獣医療のことだけではなく、「誠実で優しい獣医療」の提供を心がけます。

近年獣医学は急速に発展しています。1人の獣医師にできることは限界があり、当院では1つ1つの症例を皆で考えることにより、チーム医療を実践し、ジェネラリストの養成を目指します。また専門診療を行うことによりスペシャリストの養成も目指しています。さらにホスピタリティ精神をもって患者様と飼い主様に寄り添うことにより獣医師としてだけでなく1人の人間として地域社会に貢献することをモットーに診療を行っております。